推力20~1100kgfロシアの75基のロケットエンジン開発解説本。5万1500文字。
ソユーズやエネルギアのロケットエンジン設計者;グルシュコの開発を図面と接写真(筆者撮影)で追う。夏休みの自由研究でロケットエンジン開発したい小学生向け。
読者を「ロケットエンジン、自分でも作れるんじゃないか!?」と思えるようにしたい。
それが本書を書くモチベーションである。専門書へ興味を持つための導入本として執筆。
生まれてこの方見たエンジンは、宇宙へ効率的に大量の物資輸送を目指した馬鹿でかいエンジンばかり。配管は複雑。 技術も複雑。 とても高価。・・・作れる気がしない!
だが最初からこうだった訳がない。単純なエンジンから歴史は始まったはずである。映画や小説では、説明が省かれている。しかし、そこに辿りつくまで試行錯誤した歴史は確かに存在する。
ソ連宇宙開発始まりの物語を追い、全くのゼロからロケットエンジンを作る人々の挑戦を解説する。素人でもゆっくり見れば理解出来る技術内容であり、多くの得るものがあるはずである。
グルシュコ写真集も記載。 C85 3日目 東X05b 「推進器研究会」にて
◆関連話リンク
やる夫とやらない夫は月を目指すようです 番外編 「ヴァレンティン・グルシュコ のお話」
(12/16修正記載)